外壁塗装の見積もりで確認すべきポイントを徹底解説
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このページでは「外壁塗装の見積もりで確認すべきポイントを徹底解説」をご紹介しています。
外壁塗装業界は専門的な難しい用語が多く、塗料の種類も多いので一般の人からすれば分かりにくい業界です。
しかし、全く分からないからといって全て業者にお任せすると、従来よりも高い見積もり額になってしまう恐れがあります。
見積もりをとる際には、何にいくらかかるのかを明確に、項目ごとに詳しく金額を出してもらうことが大事です。
このページでは、「外壁塗装の見積もりで確認すべきポイント」をご紹介します。
まずは複数の外壁塗装業者に相見積もりを依頼しよう
外壁塗装は、現在の外壁の状態や使う塗料、施工する面積などで大きく施工費用が変わり、定価というものがありません。
皆様もネットや広告で外壁塗装の費用を比べてみると、それぞれによって費用が全然違うということはなかったでしょうか?
さらに問題なのは、客側が相場を知らないと思って、本来の相場の何倍もの費用で外壁塗装を押し売りしてくる悪徳外壁塗装業者がいることです。
悪徳業者の被害数は年々増えています。
悪徳業者に騙されないためにも、まずはご自身でも外壁塗装の相場を知ることから始めましょう。
そして、見積もりは必ず複数の外壁塗装業者からもらうようにしましょう。
外壁塗装の相場を知り、複数の塗装業者から見積もりをもらうことで、相場と比べてあまりにも高すぎる、安すぎるということが分かり、的確な判断ができるようになります。
現在では多くの塗装業者が自社でホームページを持っている時代です。
ホームページから問い合わせも簡単に行うことができます。
塗装業者のサイトを見ることももちろんですが、当サイトのような比較サイトも同じように参考にすれば、相場や費用以外にも外壁塗装についての知識を増やすことができます。
外壁塗装は決して安くない工事です。
悪徳外壁塗装業者に騙されないために、ご自身でも外壁塗装についてしっかりと知識を持っておきましょう。
外壁塗装の見積書でしっかりと確認すべきポイント
外壁塗装業者に見積もり依頼する場合、複数の塗装業者に見積もりをとるのが良いと前項でお伝えしました。
しかし、見積もりを見てみると同じ施工内容でも施工費用は異なってくると思います。
同じ施工内容でも業者ごとに違う金額になる理由は、塗装業者それぞれに異なる算出方法があるためです。
塗装業者の利益の取り方や、ご自宅の外壁の状態や施工方法によっても異なります。
ここでは見積もりに関して注意する必要があるケースをご紹介します。
例えばA社とB社で同じ80万円という見積もり金額が出たとします。
A社は工事に必要な工程と、それにかかる材料費や人件費が細かく出されています。
対してB社は、「自社開発の特殊な高性能塗料を使用」として多額の費用を請求し、A社であれば行ってくれるはずの下処理の工程などは見積もりにいれず、A社と同じ見積もり金額になっている場合があります。
工事費用は安すぎても心配ですし、高すぎるから絶対に安心という訳ではないのが外壁塗装の難しいところです。
次からは、ここだけにはしっかり目を通しておきたいという見積もりの項目についてご説明していきます。
① 支払い条件
支払いは、契約を結んだ時と工事が完了した後の2回である場合が多いです。
注意すべき点としては、契約時点で全額の支払いを要求してくる塗装業者には注意しましょう。
支払ったのに施工をせずにお金を持ち逃げする塗装業者も、あまり数は多くないですが確実に存在します。
② 費用総額
上記でもお伝えしましたが、外壁塗装には定価がありません。
定価がないため、ネットなどで相場を事前に確認しておきましょう。
嘘みたいに安い場合や、明らかに高い場合は避けた方が賢明でしょう。
悪徳塗装業者がよく使う手口として、「今この場で契約してくれたら、特別に大幅値引きされてもらいます」というセリフが使われます。
元々定価が無いものを、契約を結んだからといってどうして明確な理由もなく大幅に値段を変えることができるのでしょうか?
その場合は、工事費用は安くても工程を省いたり、塗料を薄めたりなど手抜き工事である場合が多く、結果として安物買いの銭失いになることがほとんどです。
③ 塗装工事以外にかかる費用
塗装工事を行うと塗料以外にも、壁を綺麗にする高圧洗浄費用、職人さんの足場代、周りのものを保護する養生代、シーリングやコーキングの打ち替え費用が発生します。
後々に支払いをする時になって「こんな費用は知らない」「この費用はこの項目に含まれているじゃないの?」といったトラブルにならないように、これらの費用がどこに含まれているのかしっかり確認しておきましょう。
④ 塗装の種類、回数、塗装箇所
使う塗料についても施工をする前に確認しておきましょう。
塗料のメーカーはもちろん、機能や樹脂成分なども知っておくとなお良いでしょう。
前もって塗料の情報を知っておくことで、万が一トラブルが起きても、本当にその使った塗料でこちらが希望する効果が得られたのか調べることができます。
そして重要なことは、見積書に何度塗りをするのか明記してもらうことです。
塗装は、基本的に通常3回、遮熱や防水・防カビといった機能性塗料は4~5回の塗装で効果を発揮します。
一般的な塗料で2回しか塗ることが明記されていない、機能性の塗料なのに3回しか塗らないことになっているという場合は確認した方が良いでしょう。
外壁塗装の一括見積もりサイトの注意点について
「外壁塗装の一括見積もりサイト」を皆様はご存じでしょうか?
1つ1つ塗装業者を調べて見積もりを取るより、「一括見積もりサイト」の方が楽で早いため、最近では多くの方が利用されています。
しかし、「外壁塗装の一括見積もりサイト」には気を付けなければならない点もあります。
「一括見積もりサイト」は、見積もりサイトに登録している業者がサイトの運営会社に紹介手数料、または工事を受注した時の成約手数料を支払うことで運営が成り立っているサイトばかりです。
紹介手数料や成約手数料は、利用者が塗装業者に支払う工事費用に含まれる、もしくは上乗せされているのです。
結果的に、利用者が手数料を払っているといっても過言ではありません。
つまり、外壁塗装業者に直接依頼をすれば本来80万円でできる工事が、「一括見積もりサイト」を利用することで手数料が追加され100万円払うことになるかもしれないのです。
さらに気を付けるべき点があります。
「一括見積もりサイト」では、外壁塗装業者の間での競争が非常に激しいため、仕事や顧客の奪い合いが起こります。
他の塗装業者よりも多くの仕事を取るために、本来は工事に100万円かかるのに、無理して80万円で受注する塗装業者もいるそうです。
無理して本来かかる費用よりも安い費用で工事を受注しても、塗装業者は利益を出さなければいけません。
本来3回塗るところを2回に減らして手を抜いた工事をしたり、塗料を薄めて使い材料費を浮かせたりします。
相場と比べて安すぎる見積もりには、何かしら落とし穴があると考えておいた方が良いでしょう。
本当に技術を持ち、信用と口コミだけで十分に仕事がある優良塗装業者ほど、「一括見積もりサイト」には登録していないものです。
安心して施工を依頼できる業者を探すのであれば、手間と時間がかかっても地道に地元で評判が良い塗装業者を探すのが一番の近道でしょう。